Thankyou for JUPY from Kazumi Toyoshima

 


大切な友達が大きく、優しく、暖かい星になりました。ドラマチックな最後でした。ジュピは、好きだった人やハムスターに最後のお別れを言いたかったんでしょう。呼ばれるようにジュピの元へ向かい、最後のコミュニケーションをとり、ジュピは静かに眠りにつきました。動物は不思議です。ジュピがこの世を去り、ジュピの旅立ちの準備のために体を洗ってあげたりしていました。すると、後ろの方から視線が。そうです、ジュピに憧れていた「マー」が洗われているジュピの姿をじーっと眺めていたのです。それも、険しい表情で。感じ取ったのか、分かったのか、泣いていたのか分かりません。あと、体を洗い終わり、ドライヤーで乾かしてあげ、しばらくジュピの亡骸をみながら飼い主と語っていました。最後ということで、奥さんの『ハル』を呼び、ジュピの死を教えてあげました。すると、いつもジュピがそばに行くと噛み付いていたハルが、その日はジュピの体をなめてあげていました。これには、感動しました。そんなに長い時間ではありませんでしたが、なにか語りかけながらの様子でした。動物には分かるのでしょうね。まだまだ、たくさんお話したいことはありますが、少しずつまとめていこうとおもいます。


ここからのページは、ジュピとの2年間を覚えている限りみなさんに見てもらおうと思います。知ってもらいたいからではありません。自分でジュピとちゃんとさよならをしたいからです。ちゃんとジュピとの時間を思い出し、彼から教わったことを思い出したいからです。

ジュピは最高の親友でした。


 


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